当研究会では、100年時代を迎え、少子高齢化によりマーケットが縮小していく中で、開業している、あるいは、将来開業を考えている先生方に「資本主義経済社会で医業経営者として『経済的成立』」を修める」を目的として、メンバーが要望する学習テーマに応じて、様々な内容の講義を実施しています。

講義テーマ例

●開業医の「真のゴール」 ~「稼ぐ」と「残る」の「違い」~

自分は、いつまで働き、そして、どれほど稼げばいいのか?
 

●開業医のリスクを知り、リスクに備える

開業して、「永続的な安定経営」を手に入れるためには、何が必要なのか?
医療法人化するメリットとは?医療法人化はいつ、どのタイミングですべきか?
 

●「開業・経営」とは「投資」の連続である

何処までいったら(稼いだら)、幾らくらい使っていいのか?
幾ら稼げば、どんな生活をしていいのか?
借り入れはどれくらいまでしていいのか? その答えを出せる自分になる
 

【コラム】

「資本主義を採用する国家(我が国日本も当然に含まれます)」で、富(糧)を得るには、「2つの方法」しかありません。1つが「人的資本を投資する(働く)」こと。そして、もう一つが「金融資本を投資する」こと。 この2つの方法しか、資本主義を採用する国家で富(糧)を得る方法は用意されていません。
よって、人的資本で富(糧)を得る方法の一つである経営を営む者は、会社経営に際して会計や税務を学び身に着ける必要があり、またもう一方の従業員として働く者は、社会変化と共に新たなスキルを職業訓練などにより身に着けなけばならず、それら人的資本で富(糧)を得ることとと同じように、現在の経済社会では「その社会(資本主義)を生き抜くに必要な『新たなリテラシー(経済・経営・投資の真の理解)』と、それを実現する『スキル』の双方であるところの金融資本で富(糧)を得るための学びが必須である。」と申しています。
これは、「好き嫌い」「好む好まない」の“選択”ではなく、「そこ(日本社会)で生きる者が生きるために持たねばならぬもの」としての話であり、業種の違いや社会的立場を問わず、残念ながら選択の余地はありません。
今、私たちは、「資本主義を採用する国家」に住む者として、「資産形成(投資)と経営と働く」ということを正しく理解し、永く、そして、適切に社会と関わり続けることが求められています。